ぜにげば

キャビンのぜにげばのネタバレレビュー・内容・結末

キャビン(2011年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

途中までは正直大丈夫かこれ?という感じだった。
というのも、閉じ込める系は閉じ込められた側の奮闘と、その部屋そのものの仕掛けなどが面白い訳で、リアルタイムで手を加えたり、仕掛けではなく化け物たちが殺しに来るって、お化け屋敷の社会科見学でしかないじゃんと思っていた。(まあ結局は脚本次第なんだけど)
視点は基本閉じ込められた面々なのに、閉じ込める側が何とか殺そうとする感じが、複数人でやるゲームで、誰かが不正をした時のような気持ちになった。
勿論何か理由があるんだろうなとは思っていたけど。

ただ途中からオブザーバー達の監視の仕方だったりが面白くて、しかも結構ハイペースで死ぬもんだから、これ見積もり大丈夫?と、最後に何が待ち受けてるのだろうとドキドキしてきて、しっかりとその期待を裏切らないお祭り騒ぎが待ち受けていた。

そして終わり方も良かった。
ホラーのジャンルであんな終わり方をするって中々無いのではなかろうか。
デカい手がドン!!と出て終わり。

次回作を作る余地もないし、作らなくていいけど、今後が気になる引きですごく良かった。
滅ぶだけだけど。

クリヘムが早期退場したのが意外だった。
ぜにげば

ぜにげば