映画の道化師KEN

キャビンの映画の道化師KENのネタバレレビュー・内容・結末

キャビン(2011年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

歪で移植なホラー大作がここに登場した!

この作品の注意点としては自ら一つ一つのシーンに隠れた意味を理解しないと楽しめるものではないので受け身で観賞したい方には向かないようになっている。

物語は若い5人組の男女が山奥の古い古屋に旅行にきて惨劇に見舞われると言う内容かと思いきや実は裏で謎の組織が作りあげたシナリオで動かされるというものになっている。

見どころは何も知らない主人公たちと裏で仕組んでいるものたちの駆け引き。主人公たちは必死で生き残ろうと切磋琢磨に行動するのだが、それを謎の組織が阻もうとする感じは少しコメディチックで、斬新さがある。

更に、中々のスプラッター要素もあり血飛沫や体の一部が飛び散る感じは気持ち悪いがホラー作品らしさがあって良い。そして、終盤あたりになると様々なホラー映画のオマージュが数多く登場するのでホラーマニアの方には嬉しいサプライズだ。

SFホラーの女帝シガニーウィーバーも登場するのでエイリアンシリーズが好きな方にも是非、おすすめしたい!