コメディ映画。
前半はシリアスと笑いが良い感じに調和。
進むにつれてカオスコメディ化。
展開が斬新。考察しなくても楽しめる。
他サイトのレビューを見て新しい発見あり。（ネタバレ欄で記載)
-----ネタバレ有り-----
ホラー映画の製作陣(モニタリングしていた職員たち)と、ホラー映画視聴者(蘇った怪物)を風刺している映画と捉えられるようです。
ラストの怪物が色気のある展開を望んでいたとは思えないけど、世の中のホラー映画ファンに置き換えるとしっくりくる！
職員の新人黒人男性が同僚にアレコレ疑問を投げつけてくれて状況が掴みやすかった。
途中から「あれ、これトゥルーマンショーじゃん！」
ジムキャリーのトゥルーマンショーのホラー版って感じ。
後半、逆転の展開に「ざまぁみやがれ！」と爽快感を覚える。登場人物が殺され過ぎてグロシーンをグロいと感じない。慣れってこわい。
ここまで怪物が勢ぞろいすると怖さ皆無。
ホラーには雰囲気が欠かせないね。
最後にもう1ひねり欲しかった。
ひっかかった点。
シナリオ的に生き残る予定だった女性って、シナリオに反して生き残ったヤク中男子に助けてもらわなかったら死んでたよね？
ラスト一人は運次第って言ってたけど、どう考えてもシナリオ通りにヤク中男子が死んでたら全滅の道しか無かったと思う。
余韻に浸る映画ではないけど良い時間でした。
