おらんだ

キャビンのおらんだのレビュー・感想・評価

キャビン(2012年製作の映画)
4.0
森の別荘にやってきた五人の男女。キャンプを楽しむ五人だったが、その晩、突如として地下室の扉が開く。恐る恐る地下室に入った五人はある日記を発見し、そこに書かれた呪文を読んでしまう。一方その頃、モニターに囲まれた部屋では何者かが彼等の行動を監視していた。

森の山小屋でキャンプする男女。道中現れる思わせぶりな怪しいキャラ。謎の地下室と怪しげなアイテム。エロい事始めたら殺される。そんなホラームービーあるあるをいじり倒したのが今作。ジャンルは大きく異なるけれど、ディズニーファンタジーあるあるをいじり倒した「魔法にかけられて」に近い物を感じた。

まあ、前半は面白い程に予定調和。ホラーのベタな部分を踏んでくる。しかし、そこに「監視付き」というエッセンスが加わる事でメタ的な視点で一歩引いて見る事ができるので、ベタだからつまらないとはならない。むしろ監視者は何者なのかというミステリー成分が追加される事で楽しんで観られる。

後半からが素晴らしい。「え?何々?そういう展開になるの?」というフックがあってからは怒涛の展開。前半の前振りも抜群に効いてくる。素晴らしくグチャグチャでカオス。そして若干のカタルシス。楽しい〜♪

一応ホラーの棚にあったのだが、これはホラーじゃないと思う。コメディみたいな部分もあるけれど、四六時中大笑い出来るわけではないのでコメディでもない。日本のホラーのオマージュは凄く面白かったけれど。