NONAME

キャビンのNONAMEのレビュー・感想・評価

キャビン(2011年製作の映画)
3.4
今なぜ人々は映画に安易な感動を求めるのか?安易な感動=安易な共感による国民のコントロールを目論む現体制に加担するようなメディアに そんな疑問など まるで理解できないだろう。すべてが経済中心の全体社会。人間の幸福を奪っているすべての元凶だ。目に見えない方法によって僕らは自由を奪われている。それに気づかないよう 安倍が 小池が提供するような「感動」などクソでも食って死ね。騙されるな。この“レビュー”を見た 心ある映画好きの方は『キャビン』を急いで見ろ。アホテレビ局の経済活動によって作られた安易な日本映画を疑え。その押し付けがましい程度の低いヒューマニズムの正体を見極めろ。これは確実に面白いにもかかわらず アホで 意欲的で 独創的な映画が死の状態であるのは事実だ。こういう映画を絶やしてはいけない。どんなにこの作品がくだらない映画であったとしても それを支持することは立派に政治的な表明になると思う。
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