KIBAYASHI

キャビンのKIBAYASHIのレビュー・感想・評価

キャビン(2011年製作の映画)
3.8
今回で2度目か3度目かの鑑賞になります、B級スプラッターホラー『キャビン』でございます。いやね、ここまでアホな映画もそうそうないんじゃないかって思うんですけど、それが非常に癖になるし定期的に鑑賞し直したくなる謎の中毒性があるんですよ。私も個人的に結構好きな作品で、ホラー•スプラッタ映画全般が好きな方からは比較的支持されている作品ではないでしょうか。予告動画で完全にネタバレしてるところとか大好き


ストーリーとしては、夏休みに山に出かけた若者たちが山小屋で次々と襲われるという、ホラー映画としては何の捻りもない使い古されたベタな展開なんですが、本作は一味も二味も違う。基本的にこの手のホラーって暗黙の了解というかお約束のパターンがあって、ある程度セオリー通りに展開されていくのが普通なんですが、本作は清々しいほどにそれをぶっ壊していきます。もうそれが爽快だし斬新すぎて初めての鑑賞時は驚きました、というか予告動画でほぼほぼネタバレしてる時点で色々おかしいだろ、監督の頭とかよ


最後に、ホラー映画の名作の数々を大胆にオマージュしている作品としても本作は有名なので、興味がある方は是非ご覧ください。ホラーマニアのホラーマニアによるホラーマニアのための最高の(クソ)映画だ。
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