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キャビンのhiroのレビュー・感想・評価

キャビン(2011年製作の映画)
3.6
設定3/脚本5/役者3/映像音楽4/個性3

ラスト20分。観客はひっくり返るーー
B級かと聞かれればB級。それでも衝撃の急展開と意味深なメッセージが待ち受ける。

男女5人組が山小屋で遭遇する恐怖体験。それはある組織によって仕組まれたもの。組織の目的は何なのか。
監督はクローバーフィールドの脚本、脚本家はアベンジャーズの脚本を担当。すっごく腑に落ちました。

「お前らが見たいホラーってこんなのだろ?どうせこんなので満足できるんだろ?」
定型化するホラー映画、いやホラー映画を定型化させる視聴者に対する挑発的な主張。過去の作品のオマージュもあって怖かったというより楽しかった。血は大量ですがグロいシーンはあまりありません。

実は最初からオチが読めてたというか当たったので驚きは薄かったですが、最後はかなり画面に見入ってました。
見るつもりだった作品ではないので掘り出し物でした。

2018-42(37)
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