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キャビンのyumiのネタバレレビュー・内容・結末

キャビン(2011年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

すごい絶賛されてる映画で、ホラー映画好きなら一度は見た方がいいとまで言わせる映画だから、見てみたけれど少し過大評価な気がする。確かに面白かったし、オチも良かった。

1つの映画の中に2つのストーリーがあって、どちらも自分達から見ると、自分側が正義で相手側が悪なんだよね。若者側から見ると、罪もない自分達を虐殺する科学者達は悪で、ホラー映画の役割を果たしていて、科学者側から見れば、彼らは地球を救おうとするヒーローで、アクション映画としても担っている。

それに色んなホラー映画をオマージュしてるから、気づくとすごく楽しい。あ、ここシャイニングだ、とかここ悪魔のいけにえでもあったよね、とか。確かにこうして考えてみるとホラー好きにはたまらないかもしれないけれど、少しご都合主義感は否めないかな。わざとらしいセリフもあまり好きではなかった。トータルで見るとまあまあ面白かったけれど、一ヶ月後には忘れているであろう映画。


追記
久しぶりに見たら結構面白かった。
多種多様な殺され方は見ててワクワクしてしまった。あんなん絶対勝てない。最後は人類が神に世界を明け渡すってすごいディストピアでいいよなあ
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