愛、アムールの作品情報・感想・評価

「愛、アムール」に投稿された感想・評価

踊る猫

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4.3
老いて行く妻とその看病をする夫。スジを要約してしまえばそれだけの話……なのにここまで人を惹きつけるのは何故なのだろう。むろん俳優陣の演技の賜物でもあるだろうが、それと同じくらいこの映画が「計算」され尽くした作品であるからに他ならない。開け放たれた窓、あるいは外から入って来るニュースは閉ざされた登場人物たちの心が辛うじてその接点に依って繋がっているという、斎藤環氏風に言えば「引きこもり系」の人々の(ハネケの映画では登場人物たちは皆「孤独」だ)心理をそのまま象徴しているかのようでもある。タイトルは「愛」だが、彼らの間に「愛」はあったのだろうか? 例えばそれは食事の場面が象徴しているように一方的なものではなかったのか? そのエゴこそがしかし、「愛」なのではないか? 色々なことを考えさせられる。ラスト・シーンの余韻もあってこの点数にさせられてしまった。いや、興味深い作品だ。
リサ

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4.6
ひたすら苦しかった
1週間くらいはこれで落ち込める
また観たい
ryu

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3.4
記録
is

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4.1
病に倒れた妻を献身的に介護する愛の物語、みたいなあらすじを見て、ハネケ一体どうしたと目を剥いたけど、愛とはいえ依存のはなしだった

ふたりきりで過ごす密室は、「外」を必要としない
死をのぞむ妻は、夫の手も必要としない
こんなにも美しい閉塞感

ながくとどまれるはずがなく、
崩壊なのか解放なのか窓はあけられる
がく

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4.3
もう、タイトル通り。

愛。

最高、崇高な愛。

誰にもできないほど究極の愛。

死を望む妻と、それを受け入れられない夫。

全てを捧げ、介護する夫。

それだけでもものすごい愛なんだけど、ラストにはもっと究極の愛に昇華します。

冒頭でものすごいネタバレがあるんだけど、どうやってそれに至るのかが重要なんだな。

映画的、文学的な美しさに溢れていて、監督の感性に脱帽。
法律というものが無かったら、これを裁くことは出来ないのではないだろうか。
当事者になったことが無いからわからないけど、近親者だからが故蝕まれる介護なのか?
とても切なく、現実的な映画でした。
あぁ、言葉がまとまらない。
リアル介護映画。二人だけの部屋。二人だけの世界。
早く楽になりたいと言ってた祖父や、最期の方ボケてしまった祖母のことを思い出した。
何が正解かとかそんなのはなくって、ただただ、深い愛の物語でした。また歳を重ねたとき、観たいと思います。
uematsu

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3.5
人生は長い、素晴らしい。記憶ほど曖昧なものはない。アルバムを見返すとき、聞かされていなかった物語を通して夫の意外な一面を知るとき。
大切な人と最後まで生きたい、それはすごく純粋なことだと思う。
彼の夢の中なのか、妻はその出来事に対してごく自然なことよ、とでも言うように振る舞い、家を2人で出ていくシーンは永遠の愛を感じさせる気がしました。
へぇ

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2018/04/16

介護。愛のありかた。
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