ゆず

メッセンジャーのゆずのネタバレレビュー・内容・結末

メッセンジャー(2009年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

前線で負傷して帰還したとある軍曹が、 残りの服務期間中、 メッセンジャーの任務に着くよう言い渡され、上官でありメッセンジャーとしても先輩のストーン大尉と組むことになる。
「決まった台詞を覚えて告げるだけ」「心臓発作のような緊急時以外は体に触れない」「告知は身元確認から24時間以内、目標は4時間以内」といった規則に従いながら、 二人で遺族へ訃報を知らせにいく。

戦闘シーンの一切ない戦争映画、かつバディモノのヒューマンドラマかな…ラブストーリーも少し。

羽目を外してるシーンもあるけど、主人公が全然感情を見せないタイプの人間だから全体的に凄く静かな映画だった。仕事内容についての説明中心の前半は特に重い。でも泣かせにかかってはいない感じ。淡々と進む。イキガミに比べたら軽い(映画の方は見たことないけども)。
チラっとブシェミさん。
そういえば倉庫の後、シンクの前での男女の会話、結構な長回しだった気がする。
後半は2人の会話が増えてきて、伝える相手はもちろん、伝える側の2人の人間くささも出てきて面白かった。不思議と後味は悪くない。
シンクの前での長回しでの会話とサマンサモートンの眼差しがとても印象に残ってる。あの表情と眼差しすごく惹かれる。
ゆず

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