けーな

シャーク・テイルのけーなのレビュー・感想・評価

シャーク・テイル(2004年製作の映画)
3.5
やっと観ることができた。

今作は、アニメそのものよりも、豪華な俳優陣が声優をしていることを見るための映画と言ってよい。

大好きなロバート・デ・ニーロも、そのうちの1人だと聞いたので、何としてでも見なくてはと思っていたのだが、見る前には、デニーロ(の声)が出てきて、果たして分かるだろうか?と、ちょっと弱気になっていたが、実際に見てみたら、当然、すぐに分かった‼︎ あの声、あの喋り方、分からないはずがない。しかも、デニーロが声を担当したサメは、顔にホクロまであって、話す時の顔の動かし方まで、そっくりだった。しかも、そのサメは、サメ界のマフィアのドンなのだから、ファンとしては、たまらない。さらに、今作には、スコセッシも声優として出ているのだ。その魚は、眉毛が太く、スコセッシにそっくりだった。

主人公の雑魚の役は、ウィル・スミス。これまた、魚なのに、ウィル・スミスにしか見えない。ドジで、ダメキャラなのに、どこか憎めない主人公オスカーにぴったりだった。他にも、レネー・ゼルヴィガー、ジャック・ブラック、アンジェリーナ・ジョリー、ピーター・フォークなどの有名俳優が声を担当していて、そういう意味で、とても見応えがあった。ストーリーは、まぁ、よくありがちな感じではあるけれども。
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