世の中面白いことがあるもんだなぁ。南アフリカで広まり出したタイミングではロドリゲスのことを調べようとした人がいなくて、何十年後にようやく調べようとする人たちが出てきたっていうのも、なんという運命のいたずらという感じ。当時は調べたくても調べる術もなかったのか、調べたけど挫折したのかもしれないけど。
歌は結構よかったと思ったんだけど、なんで売れなかったんだろう。ちょっとヒップホップも感じるような面白い音楽という感じがして嫌いじゃなかった。
あのルックスにジャケット、そしてロドリゲスという名前も、なんちゃらロドリゲスとかではなく、ただのロドリゲスというのもミステリアスさに拍車をかけててよかったし、それも南アフリカのカリスマになったことの一つの要因にはなってる気もした。