シュガーマン 奇跡に愛された男(2012年製作の映画)

Searching for Sugar Man

上映日:2013年03月16日

製作国:
  • イギリス
  • スウェーデン
  • / 上映時間:85分
    監督
    マリク・ベンジェルール
    キャスト
    ロドリゲス

    「シュガーマン 奇跡に愛された男」に投稿された感想・レビュー

    踊る猫
    踊る猫の感想・レビュー
    2016/10/16
    4.7
    大泣きに泣いた。いや、アラはある。失礼を承知で言えば主人公となったミュージシャンのロドリゲスの音楽は、リスナーとしての私からしてみれば結局ボブ・ディランに代表されるフォークの亜種としか言えないので、アメリカでヒットしなかったのも当然だろう(にしても、たった「六枚」とは!)。だから彼の曲が南アフリカでヒットした背景はもっと複雑なはずだ。そのあたり掘り下げが足りないというかあっさりし過ぎているという印象は否めない(このあたり、黒人差別問題について「私が」勉強不足なのだろうと思う)。だが、先に書いたことと矛盾するがロドリゲスの音楽はこの作品を聴き込むにつれて心に沁みて来るので、敢えてミュージシャンのサクセス・ストーリーとして省いたのかもしれない。だが、なにに驚かされるってロドリゲスの(これはもうネタを割っているが)「変わらなさ」! 超俗とした佇まいに唖然としてしまった。この作品は他者がロドリゲスを「見つける」までの過程であり、逆にロドリゲスが他者を通じて「自分を見つめ直す」過程なのだ。それは私たち自身がロドリゲスという鏡を通して「自分を見つめ直す」営みでもあるだろう。これ以上書くと長ったらしくなるので控えるが、敢えて自分の道を貫くロドリゲスはまさに「芸術家」なのと断言したい。それこそボブ・ディランのように……。
    こん
    こんの感想・レビュー
    6日
    4.5
    何か夢見て、夢敗れた人にとっての絆創膏みたいな映画だった。
    歌詞の意味が前半と後半で違うものになるのがジーンときた。
    ピカチュウのパパ
    ピカチュウのパパの感想・レビュー
    2017/04/17
    4.3
    1970年代初頭、アメリカでは全く売れずに引退した歌手ロドリゲス。
    しかし彼のレコードは巡り巡って南アフリカに流れ着き、現地のアパルトヘイト抗議運動家の若者たちに熱狂的な支持を集め、南アフリカでは国民的な人気を誇っていた、、、。

    という奇跡体験!アンビリーバボーみたいなドキュメンタリー。
    知名度は高いとは言えない作品かもしれませんが、いわゆる「普通に面白く感動できる」映画なのでオススメ。

    自分たちのことを鼓舞してくれたアーティストの消息を知りたいという執念の下、必死で情報を搔き集める南アの人々と、
    ロドリゲスのかつての挫折が、
    報われるクライマックスの展開には目頭が熱くなりました。
    大げさな表現に聞こえるかもしれませんが、こんなに素敵な奇跡が起こるなんて人間や世界捨てたもんじゃねえと思えました。

    音楽のことはよくわからないので、ぶっちゃけロドリゲスとボブディランの歌がどう違うのかなと思わなくもないですが(I wonderは超好き)、ライブ会場を埋め尽くす観衆たちがロドリゲスの登場や彼の演奏が始まった瞬間にあげる大歓声と拍手(中には涙を流す人もいましたが)に鳥肌が立ちました。

    これって、音楽に限らず芸術全てに普遍的に起こりうることじゃないですかね。
    映画にしろ本にしろ、海や大陸を飛び越えて全く関係のない世界の誰かを勇気づけてることってそんなに珍しくないですよね。
    こういう表現の波及というものの強さ、素晴らしさ、あと数奇さにはどうしても感動してしまうんです。

    ロドリゲスが、あれほどの奇跡に巡り会えても再び元の生活に戻っていくのまた良い。
    彼はデビューアルバムを作った時のことを聞かれて「ベストは尽くした」と答えましたが、それは歌手を引退した後の人生にも同じことだったのではないでしょうか。
    だから3人の娘を、博物館や美術館に連れて行ってできるだけ良い教育を受けさせようとした。
    それは、例え社会的に見れば挫折や敗北で片付けられるような人生でも、ロドリゲスにとっては、彼の音楽と同じくらいかけがえのない大切なものだったのでしょう。
    それを思うと、寂れた街を1人で楽しそうに歩くロドリゲスの姿がなんとも愛おしくなります。
    万人にオススメできる傑作!
    しゃきお
    しゃきおの感想・レビュー
    2017/04/17
    4.5
    グゥ面白い!映像も音楽も構成も全部かっこいい!!!!
    Asai
    Asaiの感想・レビュー
    2017/04/15
    4.7
    最初の1フレーズで心掴まれる。
    KonKon
    KonKonの感想・レビュー
    2017/04/14
    3.6
    記録
    いっちー
    いっちーの感想・レビュー
    2017/04/08
    3.7
    1970年代、ロドリゲスというミュージシャンはアメリカでCDを2枚出すも
    ほとんど売れず、日雇い等で成形を立てていた。
    しかし、南アフリカではアパルトヘイトに反発していた若者達の間で
    シンボルソングとして大ヒットを飛ばしていたというドキュメンタリー。

    南アフリカ側にとってはロドリゲスという人物はジャケットの写真以外
    情報がない為、彼が何歳でどこに住んでいてという事も何もわからず
    噂ではライブ中に自殺したという話もあるほど…というようないろいろ
    な人のインタビュー形式で彼の事が明かされていくのはドキュメンタリー
    をあまり見ない自分でも退屈せずに観れました。

    最後のライブ映像と彼の生き様には誰が観ても感動します。
    ロドリゲスのような本物のミュージシャンがこれからもっと
    正当な評価をされ売れていってほしいなと思います。
    Charles
    Charlesの感想・レビュー
    2017/04/06
    4.8

    このレビューはネタバレを含みます

    音楽系ドキュメンタリーは評点高めです…。

    1970年のアメリカで有名プロデューサーに見出されたシンガーソングラーターのロドリゲス。デビューするもアルバムは全く売れずひっそりと姿を消してしまうが、そのアルバムがいつの間にか南アフリカに渡りその楽曲が爆発的にヒットする…が、生死すら分からないロドリゲス、ステージで自殺したなんて噂もあるけど彼は一体どこに?
    ってあらすじのドキュメンタリー映画です。

    前半は「ロドリゲスを探せ」、後半は「ロドリゲスの現在」をテーマに関係者のインタビュー形式で話が進むんで行きます。謎に包まれていたロドリゲスのキャラが次第に明らかになるにつれ、彼の魅力的なキャラも手伝い一気に映画に引き込まれます。でもって、ロドリゲスが発見されて終わりではなく、南アフリカでのワンマンライブ開催…。ここまで気持ちいドキュメンタリー映画は久しぶりに見た気がしました。楽曲も最高。

    自分が南アフリカでストーンズより有名だった事を知った今でも質素な生活を続け、仕事を神聖なものと捉えて誠実に生きる彼がカッコよすぎて涙出た。
    Mika
    Mikaの感想・レビュー
    2017/04/04
    3.9
    素敵な映画でした、泣けた
    マレムリン
    マレムリンの感想・レビュー
    2017/04/02
    3.7
    芸術は意図と無関係な糸で届いてしまう。幸あれ。
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