X-MENやスーパーマンなど誰が見てもアメコミ志向なブライアン・シンガー監督の童話ベースの一本。
「ジャックと豆の木」の話はまだいたいけな子供の頃に触れて以来なので、どんな話なんだかスッカリ忘れていたためネットで調べて見ると、本作とは全く違う話でした。
豆の木がニョッキニョッキと天に伸びてジャックが巨人の国に行くことだけは一緒ですが、他はブライアンお得意の人間対巨人のバトル・アドベンチャー作品になっています。
脚本にクリストファー・マッカリーも加わっていますし童話そっちのけで娯楽に徹しています。
天空の国にはお風呂がないっ!感じのリアル巨人達の造形がワイルドに出来ていてなかなか楽しめました。
三年後に『BFG』でやはり巨人が出てきましたが、こちらの方が汚さでは勝っています。
ジャック(ニコラス・ホルト)が問題の?豆の木の種を手に入れた時に「水に濡らしてはいけないよ」と言われます。
水に濡らしてはいけないもの・・・そう確か『グレムリン』(1984)もそうでしたね。
他にも色々とありそうな。
ストローを包んだ紙をうまぁく皺を寄せてちっちゃくして、そこにストローで水滴を一滴垂らすと包み紙がニョッキニョッキと伸びていく、そんな感じの豆の木でした。
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