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アンナ・カレーニナのragiiのレビュー・感想・評価

アンナ・カレーニナ(2012年製作の映画)
3.5
ロシアが舞台で、英国人歴史家オーランドー・ファイジズの
「19世紀のサンクトペテルブルク貴族は、人生を舞台の上で演じているかのようだった」とゆう言葉から内側から腐った当時のロシア社会の比喩として「美しいが崩れ落ちそうな劇場」を表現する為に舞台演出を用いています。

それがすごく独特で、特に舞台展開する際に、映像が隣のステージに移っていく手法が斬新です。

舞台演出自体も新鮮で、不思議な感覚を覚えます。

ストーリーは愛に溺れて破滅していく様子を描いていて、アンナの愛、カレーニンの愛、そしてヴロンスキーの愛の対比は、
見応えがあってそれなりに感情移入をさせられますが、重~い内容は、いかにもロシア文学って感じで、心情に訴えますが重くて個人的に好感が持てません。

不思議で、名作ロシア文学が原作なので一見の価値はあります。