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アンナ・カレーニナのshunのレビュー・感想・評価

アンナ・カレーニナ(2012年製作の映画)
4.0
ヴィヴィアン・リー版を観たので気になっていたこちらも観賞。

もうジョー・ライトは世界で一番キーラ・ナイトレイを撮るのが上手い人だと思う。美しすぎた。
アカデミー賞4部門ノミネート(衣装、美術、撮影、作曲)で衣装で受賞したそうです。
キーラが着るドレスがどれも完璧で、ポスターになってる赤いやつが特に好き。

映画なんだけど舞台劇の中で行われているような演出が凝ってて、これで美術や撮影も評価されてるんだろうなあと思った。

脇を固める俳優陣も超豪華!まずジュード・ロウはいつもと違うお堅い役。48年版とすごい顔というか雰囲気が似てた。
不倫相手はアーロン・テイラー=ジョンソン、「キック・アス」にクイックシルバー、そして「テネット」とこの人の役柄による変貌っぷりにはいつも驚かされる。今回は色気が溢れまくってた。
お兄さん役にはよりによって「プライドと偏見」でキーラの相手役を演じたマシュー・マクファディン。あちらとは正反対な明るく陽気な遊び人でした。
あと端役ではありましたがカーラ・デルヴィーニュや「ダウントン・アビー」のミシェル・ドッカリーが出ていたのも嬉しかったです。

そしてもう1人の主人公のドーナル・グリーソン、彼はいつも通りだったかな。その相手にはアリシア・ヴィキャンデル!久しぶりに見たけどほんとこの人かわいいな。2年前にハマって出演作漁った時のこと思い出した。
このペアのストーリーが48年版より掘り下げられていて良かったです。

色々書いたけどひたすらキーラ・ナイトレイが美しい映画で大満足。
これで彼女の出演作も17本目。やっぱり歴史もののドレスが似合う。
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