ムビっ子タウリ

偽りなき者のムビっ子タウリのレビュー・感想・評価

偽りなき者(2012年製作の映画)
3.4
冤罪に巻き込まれた話とは簡単に言えない。少女の恋心は本物だったし、ちょっとした出来心から一人の男、家族の人生が大きく狂い始める。その様は涙なしでは見られない。悔しさと可愛そうな気持ちと怒りと主人公に感情移入すると、止まらなくなる。

息子はかわいいし、子供もかわいい。親友もいいものだけど、こんなにも変わったものに見られるなんてすごいとも思った。人の多面性をよく表した作品。

マッツミケルセンが今回は善人で珍しいなとも思ったけど、さすがの演技力。迫力と全身で演技してる感がすごい。

ただ暗くなる作品なので元気な時に見たほうがいいかも。