偽りなき者の作品情報・感想・評価

「偽りなき者」に投稿された感想・評価

yoruichi

yoruichiの感想・評価

3.6
観賞中 登場するバカ大人達とバカ保育士達に暴言吐きまくる笑。子供が嘘をつかない?初めて知った。まぁ 嘘ではないか、思った事を口にしてるだけだから。設定が実に上手い。孤独な男、家族にほっとかれてる少女、無能な教育者達。おばあちゃん園長とおじいちゃんカウンセラーの思い込みが おかしな方向に進んでいく。どちら側になってしまう恐ろしさが 全ての人の日常に潜んでいる。
LUCY

LUCYの感想・評価

4.1
男性保育士が小児性愛の疑いをかけられ、それまで築かれた信頼関係が歪に姿を変えていく...恐ろしいのは主人公とそれを傍観する私達にしか真実が見えていないこと。被害を訴えたこどもたちは集団ヒステリーにかられ、もはや何が真実か分からない。主人公を信じるか否かは白黒つけられる問題ではない。以前と同様の穏やかさはそこに存在しない。
ちなみに眼鏡×父性×絶望のMads Mikkelsenがみれるという点でも良作。
まっさらな純粋さの何処かにある恐怖と、凝り固まった偏見による計り知れない暴力を織り交ぜた怪物作品。見終わって、気分が爽快になるという映画ではない。ただ、何を信じ、何を疑うかという人間としてのあり方について深く問われる。
75

75の感想・評価

3.9
純粋な子どもの怖ろしさ。
信じるべきものを信じられず、それ以外のことを信じてしまう大人の怖ろしさ。
この映画の怖いところは、私たちがルーカスと町の人たち、どちらの立場にもなり得るという想像ができるところ。

「犯罪者」のレッテルを貼られた者を世の中がどのように扱うか、こういったときの人間の無情さがよく描かれていると思います。
スーパーのシーンはそれが顕著に表現されていて観ているのがつらかった、、、。

少女クララには、おめー何してくれてんだと心の中でガンを飛ばしながらも、素晴らしい演技力に唸りました。あーー疲れた!
yolajojo

yolajojoの感想・評価

4.0
いわゆるホラーじゃないけど怖すぎる…
北欧の冬の長い夜みたいな暗い雰囲気の作り込み方とか、完成度がすごく高い 晴れのシーンがほとんどなかったような
マッツがとにかくかっこいい 「お前は寛容すぎるんだ」
見て損はないですが胸糞ではあるので覚悟が必要 疲れます
rumi

rumiの感想・評価

4.3

このレビューはネタバレを含みます

感情的にならない、受け身の主人公になぜもっと反発しないんだ。
とイラついたり悲しくなったり。監督とか脚本家にうまく感情を弄ばれた。
作り手の術中にはまり、見終わった後の気分は思惑通りという感じ。
とにかく映像が全体を通して撮り方が綺麗で統一感がある。
主役役者が当たり前だけど演技がうまい。
捨てる者がいるが、救うものもいる安心感。
それで物語にはがっつり引き込まれた。
最後だけがとても難しかった。どういう解釈をしたらいいのか...。
戻った平穏は偽りだ、一度壊れたものは小さな綻びでまた粉々になる。
見せかけの平穏に騙されるな。自分を裏切った人達への感情を忘れるな、甘んじるなっていう警告。という意味合いなんだろうか。
単純にまだ有罪を信じるものがいるっていうシーンだろうけど、発砲音が観客への警告音にも聞こえて色んな意味でハッとした。とても効果的だった。
あの後彼が殺されるルートも、脅されて終わるルートも、実は息子で事故だったルートも考えると面白い。
冤罪に巻き込まれた話とは簡単に言えない。少女の恋心は本物だったし、ちょっとした出来心から一人の男、家族の人生が大きく狂い始める。その様は涙なしでは見られない。悔しさと可愛そうな気持ちと怒りと主人公に感情移入すると、止まらなくなる。

息子はかわいいし、子供もかわいい。親友もいいものだけど、こんなにも変わったものに見られるなんてすごいとも思った。人の多面性をよく表した作品。

マッツミケルセンが今回は善人で珍しいなとも思ったけど、さすがの演技力。迫力と全身で演技してる感がすごい。

ただ暗くなる作品なので元気な時に見たほうがいいかも。
松

松の感想・評価

5.0
人間って本当にこうだよね。

そんなことよりマッツが鬼
冤罪ものは苦手なのでなんとなく避けていた映画。
覚悟してたけど案の定胸くそが悪すぎる!エグい!
マッツ、全員殺して食べよ?!それかもう引っ越して?!?!ってずっと思ってた
この世には泣き寝入りするしかない理不尽があるということ、そしてしょうもない固定観念や田舎での集団心理が冤罪を引き起こすということを恐ろしいほどリアルに描いた良作でした
でもオススメは全然しないし二度と観ない!バカみたいな映画でお口直ししたいです!!笑
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