偽りなき者の作品情報・感想・評価・動画配信

「偽りなき者」に投稿された感想・評価

一

一の感想・評価

5.0
とんでもない映画を観てしまった…😨👏🏻


反吐が出るほどセンシティブで不快なストーリーを、完璧なまでに映画として昇華させた超絶大傑作

2019自宅鑑賞No.197 TSUTAYA
テオさんよぉ、謝ってくれ!
みんな、謝ったの?
私がマルクスならラストで猟銃ぶっぱなす。私がルーカスなら、って考えたらメチャメチャ胸糞悪い。
K

Kの感想・評価

4.9
少女の作り話により人生を狂わされる一人の男性保育士。これは小さな町で起こった悲劇の物語。
「子供と酔っ払いは嘘をつかない」という実際にあるデンマークの習わし。そんな固定概念に基づき、少女の作り話を事件へと昇華していく住人。閉塞的な田舎町の仲間意識、団結力の強さが悪い方へと作用し、光の速さで町中に伝わる噂。
各国のジェンダー不平等状況を分析した「世界ジェンダーギャップ報告書(2020)」よりジェンダー格差が少ない1位から5位までは、アイスランド、ノルウェー、フィンランド、スウェーデン、ニカラグア。そして本作の舞台となるデンマークは14位なのである。そう世界順位14位のジェンダーフリー先進国に位置するデンマークでさえ、男性保育士への職業差別は消えないのだ。近年でも日本でニュースで取り上げられている、男性保育士に子供を預けたくないと訴える親達の問題。日本ではこれまで家庭内でも育児をするのは母親、保育士は女性が当たり前という認識が強いため、男性が担任になると保護者が違和感を覚えたり、不安になったりする。
このような懐古主義的思想が跋扈する状態は子供への影響も大きく、子供の間でも男の子だからこうあれというような考え方が無意識のうちに刷り込まれてしまう。
何処へもぶつけようの無い苛立ち、様々な感情が入り乱れ、映画に対してこれ以上に拒絶反応を起こし、最後まで見られないかもと感じたのは初めてのことである。性犯罪者という一度貼られたレッテルが消える事は無いし、これからもずっと迫害は続いていくのだろう。職業差別など、男性保育士が置かれている状況を非常に考えさせられる素晴らしい映画でした。
ミナ

ミナの感想・評価

4.2
ごっつ好き。
マッツのファンで至宝主演だからという軽い気持ちで見たら痛い目みた。ひたすらに救えないし誰も信じられない。
子供達が歌を歌うシーンの、心の中で感情がぐちゃぐちゃに混ざり合ってる何とも言えないマッツの目の演技と最後の終わり方が好み。後味悪い系好きな人は見て損ない。

それにしても至宝は幸薄キャラ似合うね〜
なつみ

なつみの感想・評価

4.1
子供だからって言って人の人生を変えていいわけない
一度広まったことってもうゼロにならないから嘘ってわかってもマイナスからのスタートになる
それがやはり最後も物語ってる
男の人がベビーシッターとか幼稚園の先生をするのって冤罪もあるだろうし問題点出てきてしまうなあ〜
この中で息子がお父さん思いで良い子でよかった

このレビューはネタバレを含みます

真面目な幼稚園の先生が性的虐待をしていると疑われ住民から四面楚歌を受けてしまう
なんとか疑いが晴れるマッツ
だけどラスト5秒でこの映画が後味の悪い(いい意味で)胸糞映画として幕を閉じます
やめてー
WOWOWしか勝たん
MissPiggy

MissPiggyの感想・評価

4.2
最後のクララに対して、、、あの瞬間はどちらも大人だな〜と。
マッツ様最高です。
takae

takaeの感想・評価

4.0
これはもう本当に辛すぎて胸糞悪すぎて、観ているうちに身体中が何とも嫌な気持ちで侵食されているような気がして途中で何度も停止しながら観てました。

マッツ演じるルーカス、離婚して息子とも離れて一人暮らし。教師の職を失い、今は幼稚園で働いています。
そして、その幼稚園に通う親友の娘がついた嘘が、ルーカスをこれでもかというくらいどん底に突き落とします。少女のついた嘘により、子どもに性的虐待をしていた変態呼ばわりされてしまうルーカス。

もうね、この辺りから胸糞悪くて仕方なかった。
「子どもは決して嘘をつかない」
こう思いたい気持ちは分からなくもない。でも、子どもだって嘘はつくし、現実と空想が入り交じって実際にはなかったこともあったような気がしちゃったりする。
子どもながらに、これは言わない方がいいと判断して不都合なことは言わずに大人に言われた通りのことを話したり、聞かれたことに頷いたりもする。

一番はじめに少女の話を聞き、勝手な思い込みでルーカスを変態呼ばわりして本人の話もろくに聞かずに保護者に吹聴した園長ババアよ。さらにこの園長ババアが頼ったカウンセラー?専門家?のジジイ(専門家と呼ぶにはその対応があまりにもお粗末すぎる)の誘導尋問には本当に吐き気がしました。この2人の対応がもっとまともならこんなことにはならなかった。

確かに子どもが本当のことを言っている可能性もあり、最初から嘘だと決めつけるのは良くないけど、これはまるで本人不在の魔女狩りと同じだと思います。人の人生がかかってることなのに、こんなやり方ってない。

ルーカスが子どもに性的虐待をしたという噂が広まってからの周囲の対応、それはもう酷いものでした。
コミュニティの結束、仲間同士の絆の強さが裏目に出たということもあるけど、そもそも正義って何だろう?スーパーでの買い物を拒否したり、窓に石を投げること?
息子も本当に可哀想でした。仲間の一人が変わらずサポートしてくれたのがせめてもの救いだった。

このお話は最後の最後まで観ているこちらに色々なことを突き付けてきます。ラスト、ルーカスが体験したことには言葉を失いました。
誰の立場に立って考えるかで色々な見方ができるかもしれませんが、こういうことは自分の身近で絶対に起こらないとも言えない。人の正義や善意は、時に誰かを傷つけることにもなるんだなと思うと凄く怖くなりました。

カンヌで最優秀男優賞を受賞したマッツの演技は素晴らしかった。辛かったけど観て良かったです。
男版ダンサーインザダーク
久々にこういうの観たらキツいわ
GEOで目に入ったので7年ぶりに鑑賞。

集団ヒステリー怖い...😔
村八分怖い...😔
PTSDなりたくない...😔

ルーカスは人格者だったから
疎外されてる真っ只中でも少なからず
冤罪と思ってる方達がいたのが
物語をよりリアルにしてて◎
日頃の行いはやっぱり大事だ😌

教会のシーンはせっかくのクリスマスなのに
可哀想で不憫で鬱々なルーカスに...😢
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