トム

地獄でなぜ悪いのトムのレビュー・感想・評価

地獄でなぜ悪い(2013年製作の映画)
4.2
●あらすじ
服役中の妻(友近)のために武藤組組長(國村隼)は、妻の夢である娘ミツコ(二階堂ふみ)を主演にした映画製作を決意する。
しかし敵ながら娘のミツコのファンである池上組組長(堤真一)と戦争が始まろうとしていた。
平田純(長谷川博己)は映画監督を目指して10年。未だに夢は叶っていない。しかし、ひょんな事からヤクザたちと関わることになってしまう。

●感想
〝もっと評価されるべき!〟
そう思う作品。園子温監督だから、冷たい熱帯魚とかストーリー重視な人が見て下がってるのかな。キルビルとかぶっとんでて破茶滅茶血みどろ劇好きなら、めちゃくちゃオススメ。

もし、本当のヤクザ同士の殺し合いを映画にできたら?そんな脳内がブッとんだ映画オタクの話で最高に面白かった。
リアルな殺し合いの中、カメラを片手に撮影する映画オタクたちは狂気で面白い。

クエンティンタランティーノ系の破茶滅茶バイオレンス感ありのラストは圧巻。
もう一度言うけど、破茶滅茶血みどろが好きで、笑いたい、そんな画面の前のあなたは見るべきです。

とりあえず予告がおもろそうであれば見たほうがいい。
トム

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