2018年５月12日
『リンカーン』 2012年制作
監督、スティーヴン・スピルバーグ。
2019年に『インディ・ジョーンズ5』を制作するらしい。
公開は2020年7月とか。
東京オリンピックの時だ！
ハリソン・フォードさんも出演するのかな。
アメリカ合衆国第16代大統領 エイブラハム・リンカーン
（ダニエル・デイ＝ルイス）、そのリンカーンの最後の
4ヶ月が描かれている。
1865年1月。
大統領に再選され2ヶ月が経ったが、アメリカでは4年以上に
及ぶ南北戦争が未だ続いていた。
1862年の奴隷解放宣言で奴隷は解放されたかに思えたが、
実際に解放された者はわずかであり、
「すべての人間は自由であるべき」と信じるリンカーンは
奴隷を永久に解放するため、アメリカ合衆国憲法修正第13条を
議会で可決させることを決意する。
「これ以上犠牲者を出さないために、1日も早く戦争を
終わらせるべき」との意見が強くなっていた。
映画の中で修正案第13号を通し、戦争終結を願うリンカーン
と周囲の暗躍が緊迫感あってなかなかだ(^^♪
リンカーンの息子は4人いて、次男と三男は幼くして病死、
映画では長男が親の気持ち知らずで兵隊に行きたいと言う。
四男は二人の息子を亡くした後なので甘やかされ、
可愛がられた頃、なので、妻の子供を亡くしたくないと
いう気持ちが痛いほどに伝わるように描かれている。
この妻を演じたのがサリー・フィールドさん。
下院議員のスティーブンス役は、あのトミー・リー・
ジョーンズさんです！
映画のその後・・・
リンカーンが観劇中に暗殺された時、妻は傍にいて、
リンカーンを目前で暗殺されて以来、精神に異常をきたし、
死ぬまで精神病院の中で過ごしたとのこと。
映画の中で楽し気に過ごす四男も、結核で18歳で死去した
とのことだ。
長男だけは陸軍長官、イギリス公使、弁護士、実業家を
経験して82歳まで生きたとのこと。
ダニエル・デイ＝ルイスさんは1年間の準備期間を条件に
この映画出演を受諾し、リンカーン個人の経験を理解し、
髪やあごひげを伸ばし、リンカーンが書き残した書物を
読みあさったとある。
そして、2013年アカデミー賞主演男優賞受賞に輝いた。
