DVD所有
世界を変えた英雄の〈28日間〉の物語って話☆
奴隷制の賛否をめぐる南北戦争４年目の1865年１月、当時のアメリカ大統領・リンカーンの、″憲法修正第13条″の可決に向けての戦いと家族問題の苦悩が描かれます。
リンカーン大統領が直面した、″戦争と共に奴隷制度を終わらせねばならない″という最大の課題が本作の見所。
多忙を極めるリンカーンですが、正攻法や邪道な方法を駆使して賛成票を集めようと躍起になります。時に懐柔し、敵対議員と共闘することも。
様々な逸話や小話を交え、人々の心を掴んでいく話芸は見事（中には「あんたの話はウンザリだ！」って席を立つ人もいましたが…）。
本作のような史実を扱う作品はもとより、大概の映画は結末が分かっている（読める、想像できる）ものですが、その過程をいかに面白く見せるかが腕の見せ所。
策謀を巡らせ、ギリギリの駆け引き、激しく展開する会話劇。
固い題材を扱ったにも関わらず、エンターテイメントとして見事に成立している一本(*￣ー￣)☆
○キャスト○
エイブラハム・リンカーン（第１６代大統領）：ダニエル・デイ=ルイス
メアリー・トッド・リンカーン（リンカーンの妻）：サリー・フィールド
ロバート・リンカーン（リンカーンの長男）：ジョセフ・ゴードン=レヴィット
タッド・リンカーン（リンカーンの四男）：ガリバー・マクグラス
エリザベス・ケックリー（リンカーンの家政婦）：グロリア・ルーベン
タデウス・スティーブンス共和党議員：トミー・リー・ジョーンズ
プレストン・ブレア：ハル・ホルブルック
