リンカーンの作品情報・感想・評価

「リンカーン」に投稿された感想・評価

あっさりとしか予習していなかったので最初の方は混乱した。リンカーンの成し遂げたことを観ていくということもそうではあるのだが、「いかにして賛成させるための有効票を得るか」ということについてのかなりの政治ドラマだ。民衆からでなく、内閣内部の人間から票を集めるタイプのってなかなかに泥沼だ。みんながみんな同じ理由で賛成否定の立場でいるわけではないから、いかにその中庸意見をとって自陣に加勢してもらうかの交渉がなるほどなあこんなことしてるのね、と感心した。現在の政府も結構普通にこういう本人たちの交渉を行ってるのでしょうか。一人一人の一票が決議の結果を大きく変えるというあたりまえのことを実感させられる。

リンカーンという人物については教科書的にしか知らなかったのだが、このたび調べたらインディアンは迫害していたり、結局法案も戦争に勝つために利用したと考えるとウーンってかんじだ。現在の世界としては結果的に彼が推進した法案はよいものになっていることは間違いないが、彼自身を称賛することはあまりできないかな。だからこそこういいとこどりだけを映画にされるとそれらのよくない事実を良いことで上塗りをされるようであんまりいい気はしない。

冒頭でデハーンが兵士Aみたいな感じで普通にでてきててびっくりした。その隣の人は『インセプション』の裏切った仲間だし。
ていうか、リンカーンのwikiを見たら「ヴァンパイアハンターである」とあったんだけど、まじで?
よかったです。とても。
あちゃ

あちゃの感想・評価

3.5
ロビイストたちの妖精感がわくわくした
リンカーンは最高のギャグマン!!
ダニエルデイルイスさんが本物にしか見えません。本物は見たことありません。裁判シーンや票集めはリアルな政治を見ているようでワクワクします。最後にも感動のシーンもあり。とても素晴らしい作品でした。
ちょっとリンカーンのギャグがブラックユーモアすぎると思ったのですが、これは監督さんとかの趣味でしょう!おそらく。
劇場で観たけど法廷のシーンの演技合戦が神すぎた。
奴隷解放宣言を実効可能なものとするため、憲法の修正案可決までを追ったストーリー。内容はどうしても地味になってしまうが、ダニエル・デイ=ルイスの演技だけでもっていかれてしまう。議会の様子がなんとも興味深い。
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