このレビューはネタバレを含みます
投資家として成功していたロバート・ミラー。表向きは家族との時間を大切にしたい として会社の売却手続きを進めるもののしかし実情は投資した銅山で巨額の損失を出し、友人から借りた数億ドルもの借金の返済も迫る。
そんな中で、妻と離婚する気がないと悲しむ愛人を連れて別荘に向かう車で事故を起こし彼女を死なせてしまう事に。
リチャード・ギアは正直こういう役の方がすきだ。めちゃくちゃ悪人とか、裏のある人物の方が似合う気がする。
そこまで物凄い美人でもないし、やたら気の強いめんどくさい愛人の切り時を見誤った感がある時点で ほんとに大物投資家か~?って気がするんだけど、飲酒運転で事故 といういい大人としても全然ダメな事故で自爆。
それから謎の黒人青年を呼び出して現場から逃走、事故で負った傷を隠して家にいた振りをし、翌日友人の弁護士に相談。自主すべきと言われるものの、そうすれば巨額の損失を隠して売却しようとしている会社の事も明るみになり、詐欺罪で20年をくらう。だから隠し通すしかないと決意を固める。
なんやかやありつつ、無事に売却成功、車で迎えに来た黒人青年の言葉を信じて調べたら料金所だかに映ってた車のナンバー写真は偽造だって事になってお流れ、やーヤバかったわ~と思っていたら妻から全財産もぎ取られるハメに。
サインしなきゃあの日の夜明け方に帰ってきた話するわよと脅され、結果的に刑務所には入らず表向きの立場は変わってないけれども子供の信用から何から全部失っちゃって終わり…って感じかなあ。
まぁ…う~ん、刑務所に入らなくて良かった…のかな。負債を隠して会社も売却しちゃった件も大丈夫なんだろうか。
正直全然面白いと思えずにちょいちょい中断して漫画読んだり怪談話聴いたりで集中してなかったんだけど、面白みの薄い作品だったなって印象。
これって娘は不正を知って尚どこにも言わなかったんだから同罪だよな…?う~む。