このレビューはネタバレを含みます
面白かった!
一番いいなと思ったのは、グルメッポーイ様に拉致された時、みんなのお母さんが作ってくれる焼きそばを言い合ってたシーンでした。
いつでもどこでも食べられるものだから、いろんな思い出が詰まっていて。
おなじ焼きそばだけど、同じ美味しいじゃなくて、でも何故か美味しいを共有できる。
めったに食べられないA級グルメもいいけれど、B級もとても素敵だなと思った。
あと最後のグルメッポーイ様が「やっぱり美味しいじゃないか」って泣いてたのがよかった。
自分が抑圧されてたら、それが駄目なものだって信じて後悔したって思わないようにしたいもんね。
最後EDでみんなが仲良くB級グルメカーニバルを楽しんでてよかった。
(B級のみんながあっさり許したのがめちゃくちゃすごいと思うが)
あとあと、この作品はまさおくんがとにかく輝いていた。
肝心な時にコスくて、ビビりなまさおくんは人間らしくて共感しちゃった。
「僕男じゃなくていい!おにぎりでもいい!いっそのことおにぎりがいい!」と言いながら打ち上げられていくまさおくんはまさに天晴れでした。
一枚しかなかったビスケットをまさおくんが勇気を出してみんなに出したシーン。
ないって言ってたよね?って問い詰める空気だったのをしんちゃんが「ビスケット持っててくれてありがとう」って一気に空気を変えてポジティブな流れにしたのはすごかった。
しんちゃんの好きなところはこういうところだ。