考えない大人になるくらいなら、死ぬまで中学生でいるべきだ。
監督・脚本は、宮藤官九郎さん。主演は、草彅剛さん。クドカン節が炸裂していた映画となっていました。
あらすじは、エッチなことばかり考えている男子中学生(円山克也:平岡拓真さん)が、同じ団地に越してきた謎のシングルファーザー(下井辰夫:草彅剛さん)との出会いを経て成長していくさまを、CGやアクションを駆使した妄想シーンを交えて描かれる。
中学生の妄想と団地に住む現実を織り交ぜた作品で、全編に渡り、しょーもない感じが続いていきます。途中で殺人事件が起き、終盤は同情してしまうような理由が判明しますが、展開としては、なぜ!?と思うところが多いです。
中学生の妄想を本気で描くと、こんな作品が生まれますよっていう作品です。独自の世界観もあり、主軸が可愛い下ネタもあり、人を選ぶ作品であることは間違いありません。