落とし前。
Johnny Cash『The Man Comes Around』の冒頭「雷のような声で "きたれ"と呼ぶのを聞いた… 見よ、白い馬が出てきた」ヨハネの黙示録6章から曲に乗せて登場するジャッキー・コーガンがめちゃくちゃ格好良いーーー！
殺し屋, マフィア, 正体知れない組織のドライバー…
調子に乗ったりボヤいたり鬱ちっくだったりと、無駄に自ら語ってくれるキャラクター達の身近に感じる人間臭さや、彼らが背負う渋くて優雅な使用曲での語り口が素晴らしいこと！
ラストの、ジャッキーコーガンの名言が的中したような現大統領のアメリカファースト。
人種問題,格差問題、新型コロナウイルス、中国との関係悪化… 今こそ二度目の依頼が必要なのでは⁉︎ と期待しちゃう『ジャッキー・コーガン２』！
ここからはネタバレあり
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何がテーマか理解してすぐに戻ったオープニング。貧困白人青年が歩くバブルがはじけた住宅地は、前に『マネー・ショート 華麗なる大逆転』の鑑賞で知識を得てた分、尚更グッときたし、
私が決して出会うことのないだろうある種の人たちも、国に属する人間なんだと描く 侘しさとユーモアが大好き！
ドミニク監督、前作『ジェシー・ジェームズの暗殺』の感情とは真逆に振り切った感も良いーー。贔屓だけど、敬愛するロジャー・ディーキンス氏の撮影なら間違いなく☆5にしてた！
