みゆきち

清須会議のみゆきちのレビュー・感想・評価

清須会議(2013年製作の映画)
3.1
初鑑賞。
三谷幸喜の作品だから笑いの要素多いのかと思ったら、そうでもなかった。
本能寺の変のあと織田信長の跡目を誰が継ぐのかについて、家臣たちで決める清洲会議がテーマ。
本来、誰が家督を継ぐのかを決めるのはとても重要な話なワケで。武将たちが自分達が仕える家をこれから絶やさないために。そして天下統一まであと少し、誰に天下を取ってもらうのか。裏ではいろんな思惑が存在しながらも自分達は誰に仕えるのかを決めないといけないんだから元々重いテーマなんだよねえ。なので三谷幸喜作品だけど期待してたよりそんなにコメディ要素は強くなかった。もっと笑い要素多くても良かったな。

メインは大泉洋さん演じる羽柴秀吉で、他にも家臣として役所広司さん演じる柴田勝家や小日向文世さんの丹羽長秀、佐藤浩市さんの池田恒興等他にも豪華キャスト。染谷将太さんが織田家の家臣として出てて、今まさに大河で織田信長演じてるけど7年前では家臣か~と時代を感じた。

作品は、女性は姫はおはぐろして眉毛もなくて、時代物としては本格的にしてるから、怖い。笑うというより怖い。シュール。だけど姫とかじゃなければまだ普通の眉毛だったり。
笑うところはそれなりに面白いんだけど、クスッと笑う程度なのでちょっと私には間延びして長く感じた。笑いの要素を期待しすぎたせいかな。

最後、キャスト一覧のなかに山寺宏一さんの名前と「さまざまな声」みたいに書かれてたんだけど全然気づかなかった。
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