【守ろう!表現の自由!】
なんで図書館側は威嚇射撃しか許されないの?
一番気になる点はそこでしたが、かなり面白かったです!
原作ファンの方はどうなんでしょうか?
日本とほぼパラレルの世界で起きる物語。
そこでは、本を読む自由は検閲によって制限されることになった。
例えば、同じことしようと日本が法律を制定することは今の所できないんですよね。
憲法21条2項で検閲は絶対的に禁止されているので、即憲法違反になります。
(憲法が今後改正されたらわかりませんが。)
図書館に限ってはそこを守る自衛隊のような図書隊が独自に設立され、国と戦うことが認められている。
表現の自由の制限は本当に怖いです。
国の恣意的運用によっていくらでもおかしくなります。
それがまさに戦時中の日本です。
これによって多くの人が投獄されました。
それゆえ、現在は憲法で保護されているのですが。
しかし、岡田君はSPの経験から本当にアクション俳優として成長しましたよね。
今作もめちゃくちゃカッコよくて痺れました。
わざわざこんなに見せ場作ってくれるなんて…
ストーリー的には極めてありきたりですが、この典型的なストーリーだからこそ盛り上がる部分もあります。
しかし、国側の攻撃で図書隊員が殺されても問題にならないって本当にやばい世界だな…
続編が気になります!
片足が義足なのに違和感がない不思議。
2016.6.25