お菓子の食いすぎで糖尿って(笑)
あのグリム童話の名作「ヘンゼルとグレーテル」のその後を描いたお話…なんですが、何ともぶっとんだことに！
お菓子の家から魔女を退けたあの幼かった兄妹は逞しく成長してなんとウィッチハンターに！
子供をさらったり、悪事を企てたりする魔女をぶっ倒すことを生業としています。
ちなみにヘンゼルは、魔女にお菓子を食べさせられた影響で糖尿病になってしまいました…。
ある意味呪いより恐ろしい！
日本ではビデオスルーとなった今作ですが、まったく期待しないで見た割には面白かった。
“ホークアイ”でおなじみのジェレミー・レナーをはじめ、「X-MEN」のファムケ・ヤンセン、ボンド・ガールのジェマ・アータートンなど、B級と呼ぶにはもったいない豪華なキャストが出演。
いまいち時代背景がわかりにくく、一見ファンタジーと思いきや、結構ゴリゴリのアクションが多くて驚かされました。
ふたりのハンターが使う武器も凝っていて、連射式のボウガンやマシンガンのような銃など時代的にはオーバースペックともいえる武器がたくさん登場します。
魔女の造形もなかなか力が入っていました。
魔女といってもそれぞれ個性があって、なおかつ見た目が結構キモい。
ハンターとの戦いも魔法を使いつつも肉弾戦がメインで、ワイヤーアクションなどを駆使しした非常にスピーディーな戦闘は見ごたえ十分。ただグロいシーンも多いので、苦手な人は要注意です！
作品の時間も短いですし、テーマもメッセージもなーんもない映画なので、ワールドカップの試合の合間にサクッと見るにはちょうどいい。
最後はなんか意味ありげに終わりましたが、たぶん続編はなさそう。
