ジャッキー・チェンが得意とするコメディアクション映画。
コメディアクションなのは間違いないんだけど、ハマれなかった。
ちなみに前に1回観てたけど、観たことすら忘れてた。
オープニングの道路滑走シーンやジャングルでの攻防見て思い出した。
中国映画で目の仇にされるのはだいたい日本かイギリスなんだけど、こちらはイギリスが中国から略奪した遺物を取り戻す話。
ジャッキーの中国共産党寄りの発言とかを知ってしまうと、この話すら中共に媚売ってんのかと思ってしまった。
途中で出てくる海賊の中に何故か日本語喋るやついるし。
あと余計なエピソードも多くて、この手の映画で120分超えるのはダレる。
あとヒロインがうるさい。
中国から奪われたものだ!とか言って勝手に持ち帰ろうとするのも何だかな。
オープニングでの道路滑走シーン、ライバルと椅子に座りながら闘うシーンなど、往年のジャッキー映画を彷彿とさせる面白いアクションがあるだけに残念。
オリヴァー・プラットやクォン・サンウなど、国際色豊かなキャストが出演してるのは見所。
しかし小学生の頃はジャッキーもジャッキー映画も大好きだったのになぁ。
特にサモ・ハン・キンポーとユン・ピョウのトリオが出てたら間違いなかった。
エンドロールでは、ジャッキー自身が「これが最後のアクション超大作」と言ってたけど、やっぱあの怪我がつきものなアクションはさすがにもう難しいんだろな。