U-Nextで鑑賞。筆者はもともとバックステージ物が好きなのですが、本作も楽しめました。
本作はヒッチコック作品の中で最も興行的に成功した「サイコ」の製作裏話です。ヒッチコックはワンマンな監督かと思っていましたが、アルマ夫人に寄るところが大きかったとはじめて知りました。ヒッチコックが高熱で倒れた時、代わりにメガホンをとるアルマがカッコいい。これはアルマ自身がそうなのか、名女優ヘレン・ミレンが演じたからカッコいいのか、わかりませんが。ブロンド大好きの彼が生涯一度も離婚歴がなく、彼女と連れ添ったのがわかります。
余談的にサイコに出演したヴェラ・マイルズとの確執が描かれていますが彼女は今も健在。つい先日見た「リバティ・バランスを射った男」で脇役として出演した彼女をはじめて知りました。そのとき「ヒッチコックが好みそうな美人だな。」と思ったのですが、案の定でした。
この後、何十年ぶりかで「サイコ」を観てみよう。
