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建築学概論のsato4のレビュー・感想・評価

建築学概論(2012年製作の映画)
4.7
韓国文化院『2019年下半期 韓国映画企画上映会 ラブロマンス映画特集』にて鑑賞。
日本初公開以来2度目の鑑賞。多分歴代のベスト10に入るほど好きな映画(「面白い」とは言ってない。)なので、2度目の鑑賞でもその気持ちは色褪せることなく楽しむ事ができた。初恋をテーマにした作品、そしてその後のふたりの人生を描いた作品なんて山のようにあるけれども、この作品の切なさと美しさには初見の時から強く心惹かれるものがあった。主演4人(成長後の姿が似てない)の好演によるところも大きいが、作り手の語り過ぎず泣かせ過ぎずの姿勢が自分には響いた。そして『建築学概論』というタイトルが素晴らしい。劇中に登場する授業の名前というだけでなく、作品全体にも「建築」をテーマに据え、恋愛との絡ませも見事としか。あと、大学時代のヒロインを演じたぺ・スジが可愛い過ぎる(化粧を覚える前のモサい方がサイコー)。これまでに観た韓国映画のヒロインではダントツに好み。
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