鍋レモン

私のオオカミ少年の鍋レモンのレビュー・感想・評価

私のオオカミ少年(2012年製作の映画)
3.5
⚪概要とあらすじ
本国で700万人超動員のヒットを記録した、韓国発のラブストーリー。

地方の村へと引っ越してきた少女スニ(パク・ボヨン)は、物陰から身を隠すようにして自分を見つめる謎めいた少年(ソン・ジュンギ)を発見。言葉を理解することができず、まるでオオカミのように振る舞う少年にチョルスと名付けたスニとその家族は、彼を居候させることに。食事の仕方から始まり、洋服の着方、文字の読み書きと、生活に必要なことを教えていくスニ。次第に彼女は、そのやり取りを経て閉ざしがちだった心が開いていくように。一方のチョルスは、誰かを愛するという生まれて初めての感情に戸惑う...。

⚪キャッチコピーとセリフ
“-私が出会ったのは、この世でもっとも純粋(ピュア)な少年でした”

「待ってて 戻ってくるから」

⚪感想
お互いが不器用に仲良く好きになっていく過程が可愛すぎる。頭ぽんぽんとか重い物を持ち上げてあげたりとか2人の行動がどれも可愛くてキュンキュンする。

ソン・ジュンギ演じるオオカミ少年の本能とピュアさに感動する。最初の汚れてお芋を食べてる時の姿と髪の毛を切ってもらった後が別人すぎて演技力凄すぎる。セリフがほぼないのに見つめるシーンの力よ。

パク・ボヨン演じる少女スニはちょっと不機嫌でしかめっ面なことが多いけどめちゃくちゃ可愛いし、声が素敵。
スニのお母さんは親切でどこか天然なのもまた。

大家さんがかなりムカつく存在。絶対いるよねこういう奴って感じ。

森へ連れ去ったシーンめちゃくちゃ泣いた。お互いつらすぎる。そして、ラスト近くもしんどすぎる。さらに泣いた。

オオカミのチープさと少しのツッコミどころ、ラストのもやもやをなくせばすごくいい作品。

⚪鑑賞
GYAO!で鑑賞(字幕)。
鍋レモン

鍋レモン