このレビューはネタバレを含みます
土曜プレミアムにて。
福山雅治と尾野真千子夫妻がうちの両親に見えて仕方がなく心が痛い。
ここまでエリートでもないしここまで酷い父親でもないが、、
家族のあり方を考えさせられる。
理想の家庭はあるけど、そうしたくてもなれなかったり、比べてしまってつらくなったり。自分が悪いのかと責めたり。これでいいんだそれぞれだしと頑固になったり。でも世間では幸せな家庭を持つことが人間性として見られたりするし。
家庭によって幸せのものさしは違うのに、お金があるからと比較的貧しい家庭を下に見てしまったり。
誰の目線で見るかによっても考え方が変わると思うけど、野々村夫妻サイドから見て、子供から他の家と子育てを比較されるのがつらすぎるな。精一杯やってるし、子供のためを思って教育にお金かけてるのに、貧しくても笑顔が絶えない的な家に勝てない的なの。
それにしても看護師すいませんでしただけで終わらせようとすんの軽すぎて許せなすぎるな。。
テレビ放映でだいぶカットされてるとは思うけど結局どうしたのかはまた観客に委ねる方針なのかな。
どうなったんだろう。
最後に「そして父になる」かあ。なるほど。。とじわっとなる映画。