土曜日のロードショーにて。
昨日『万引き家族』観たばかりだから家族というテーマを再び考える。
両方ともどこか父親の誤ちの末に、自分の本心に気付く瞬間が捉えられている印象。
福山雅治演じる野々宮家とリリー・フランキー演じる斎木家の環境の違いを観た瞬間にどちらが良いというよりも、子供にとっては環境の差がありすぎて馴染みにくいだろうなと思ってしまう。
野々宮が斎木に対して、まとまったお金用意するから2人引き取りますよ、みたいな感じでその裏にある経済力の差=家族としての幸福度みたいな尺度の発言があって、そこに斎木が怒るところも良かった。
ただちょっと野々宮の役柄というか、多分彼の家庭も事情ある感じが出来すぎてる感じもしつつ…。
ラストに、野々宮とケイタがそれぞれ平行して歩きながら、最後に道が交わり、抱きしめるところ、ちょっとした救いというか希望が見えて、家族とは血だけで定めるものではないんじゃないか?の1つの視点があって、ほっとしました笑