トカゲロウ

クロニクルのトカゲロウのレビュー・感想・評価

クロニクル(2012年製作の映画)
2.1
久しぶりの低評価!ウォォー!
ある日、偶然にも超能力を得た少年たちの顛末をPOV方式で撮った作品です。

素人目でもわかるPOVの良さは
・臨場感ある映像になる
・低予算でも作ることができる(誤魔化しがきく)
くらいでしょうか?
その利点全てを損ねているように感じ、途中から私の首が捻られっぱなしでした。
果たして、POVにする意味があったのか?
1つの演出として出したなら面白かったのですが、、、
さらに途中でPOVじゃなくなるというね!!好きな撮影方法じゃないから、別にいいのだけどもー!

ストーリーも良くなかったですねぇ。
「キャリー」や「AKIRA」に影響を受けただろう話なんですが、キャリーは控え目な少女で、鉄雄は承認欲求の塊、そして今作の主人公はどちらの要素も持っています。
勿論、それらは10代の普遍的なものなんですが、、、
友人に止められたのに、パーティにデカいカメラ持っていって踊っているネーチャンを勝手に撮ってその彼氏に「何撮ってんだ!」と怒られ、孤独感から外で泣くって、流石に主人公が幼稚過ぎません!?(笑)
この一連の流れは卑怯ですね、笑ってしまいます。
おそらくは、思春期の繊細さを表したいという意図なんでしょうが、終始一貫して主人公にヘイトが溜まってしまいます。
女性の趣味も理解できませんよ!ちゃんと選びなよ(;´∀`)
SFと青春群像劇の両立をしようとしたのが、中途半端という裏目に出た形に。
最後の締め方も綺麗過ぎて、逆に制作者のエゴが感じられてしまいました。

しかしながら、POVの短所を補った発想は良く、中学生の時に観たら面白かったと思える作品でもあるでしょう。