あおい

クロニクルのあおいのネタバレレビュー・内容・結末

クロニクル(2012年製作の映画)
3.2

このレビューはネタバレを含みます

大友克洋へのオマージュ、、みたいなことがよく言われる映画なだけあって、アクションもストーリーも漫画的な趣がありますよねー。そんなリアリティの無さとティーンのリアルなお悩みのバランスが良いかんじ。

アンドリューが初体験を目前にして飲み過ぎで嘔吐。それを友達に知られ、過剰な自意識が大暴走するシーン。
リア充のスティーブや私たち視聴者の多くにとっては、なんてことはない笑い話で済みそうなもんですが、非リアの本人にとっては本当に大きな絶望だったのでしょう。普通なら八つ当たりしてぶん殴ったりするくらいですが、一瞬にして命を奪い去ることができる力を持つ彼は、そんな些細な理由で取り返しのつかない領域に踏み込んでしまいます。
ここが思春期の危なっかしさをリアルに感じる、良い筋書きなんですよね〜!

そしてこの映画がささやかに革新的なのは、POVのカメラ。超能力で浮かぶってのが中々にフレッシュ!
メインのカメラ(アンドリューのカメラ)からサブのカメラ(ケイシーのカメラ)に変わるってのは他のPOVでもたまにありますが、クライマックスで街中の監視カメラやパトカーに搭載のカメラ、市民のスマホのカメラと、様々なカメラの目線に切り替わっていくところは面白い!

好きな映画なので長くなっちゃったんですが、もっと評価されていいと思うんですよね〜。この映画。。