ピッツア橋本

マチェーテのピッツア橋本のレビュー・感想・評価

マチェーテ(2010年製作の映画)
4.3
“テキサスとメキシコのボーダーにナタを振るう!巨漢メキシカンヒーロー登場!”


元メキシコ連邦の捜査官で妻と娘を惨殺されたマチェーテ。それから数年経ち不法移民としてメキシコで陰日向の生活をしていたマチェーテの元に人殺しのスカウトを受ける。そのターゲットは次期テキサス州知事の座を狙うロバートデニーロ候補。国境の取締りを強化してメキシコからの移民をブロックするという政策を強く打ち立てる彼をスナイプするマチェーテをまさかの銃弾が襲う!
それは彼を雇った男の部下だった。そうマチェーテはアメリカテキサスを脅かすメキシコ系テロリストに仕立て上げられたのだった!そしてマチェーテVSテキサス闇の住人達VSメキシコ原住民レジスタンス達の抗争の火蓋が切って落とされたのだった…


ロバートロドリゲスのお家芸であるアクション&セクシーパートは爽快かつユーモアとジョークに溢れていたのだけれど、
意外とテキサスとメキシコの国境問題が根底のテーマにあったりして、社会メッセージも強めな骨太作品に仕上がっている。

チョイスするメイン武器が大鉈、おおなた(スペイン語でマチェーテ)がダイナミックで心地よいB級アクション感を盛り上げてるし、例のごとくおもちゃのように血や〇〇が飛び散る演出はもはやリズムそのもの。
もうロドリゲス作品で死体と銃撃数はリズムキープ&テンポ笑
「だって不謹慎な程楽しいのが映画でしょ?」
と言わんばかりの破壊力。

キャラクターもきっちりハマってた。
沈黙シリーズ意外でスティーブンセガールまともに見たけどすごい迫力。
ジェシカアルバも正義感と良い女感がいいバランス。

良い映画だと思った。
ピッツア橋本

ピッツア橋本