MASAYA

セレブ・ウォーズ〜ニューヨークの恋に勝つルール〜のMASAYAのレビュー・感想・評価

3.5
たまにはコメディ映画を観て息抜きも必要ですよね。

映画は基本息抜きですが、息抜きの息抜きというか(笑)
頭のなかを強制的に空っぽにしてくれるのがコメディ映画です。

本作はイギリスの3流ゴジップ誌のジャーナリスト、シドニー・ヤング(サイモン・ペッグ)がひょんなことからアメリカの一流文化情報誌に引き抜かれ、次第に頭角を現していくというサクセスストーリーです。

さてこの主人公のシドニーですが、元はゴジップ誌に勤めていたこともあって小物感が凄いです。
せっかく招待されたセレブ達のパーティーで将来有望な映画監督に向かって、映画史上最高傑作は『コン・エアー』だ!と言って食って掛かったり、場違いにも程があります。

けれどもそんな彼も同僚との失恋をきっかけに仕事に精を出すようになります。
コツを掴んでからは早いんですよね。みるみるうちに出世し、アルマーニのスーツにオメガのスピードマスターを身に付けて授賞式に出席するまでの立場になります。

さてそんな彼が最終的に手にするのはセレブなヤリマンモデルなのか、それとも等身大の仕事仲間なのか?

単細胞だった彼の内面的成長に注目です。

エレベーターでのシーンは爆笑しましたね。
とりあえず観賞後『甘い生活』を観たくなることでしょう!


~おまけ~
スターウォーズ好きが有名で、『フォースの覚醒』にも出演したサイモン・ペッグですが、本作では恋のライバルに向かって陰でフォースチョークを使おうと試みています。
そんな彼がお茶目で可愛らしかったです。
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