全然、変態の話ではないです。
表面上はコメディーとホラーをミックスしたおかしな映画だけど、実は結構深く哲学的。
童話作家で成功した作家が、犯罪小説を書きたくてスランプに陥り、妄想に取り憑かれる。
ある事件と出会いがあって、童話作家としての自分の価値に気づき、あるべき場所にもどる。
自分がやりたいと思っても、独りよがりな活動は社会とのつながりを失くす。
他社貢献と、自分の得意なこと、やりたい事のバランスが難しいよね。
ジャックの気持ち、置かれた状況は共感できるなー。
単純にサイモンペッグのコミカルな演技がかわいくて笑える。
サイモンペッグだから、このバカらしい1人芝居を見ていられる、というか見ていたい。
ずるいよなー、このかわいさ。
ジャックの部屋のビジュアルもかなり凝ってるし、途中挟まれるアニメなんかもよく出来てるし、映像的にも楽しめた。