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キラー・スナイパーのGASSのレビュー・感想・評価

キラー・スナイパー(2011年製作の映画)
3.5
主演のマシュー・マコノヒーが突き抜けた演技をしているバイオレンスブラックコメディ。

借金を抱えたクリスは保険金を手に入れるために実母の殺害を計画する。
父や義母、妹に相談し殺し屋ジョーを雇うことに。
上手くいくかと思われた計画は誰もが予測不能の展開に.....

監督は「フレンチ・コネクション」や「エクソシスト」などを監督したウィリアム・フリードキン。
エミール・ハーシュも出演と中々豪華な顔ぶれですが、この作品は何と言ってもマシュー・マコノヒーの演技に尽きると思います。
変態、キ◯ガイ、サディストのサイコ野郎を拍手したい程の熱演で演じきっていました。
顔がイケメンなのでなおさら変態感が際立っていましたね。

ストーリーも当初はまともなサスペンスかと思っていたのですが、中盤から終盤は思わぬ展開に。
家族揃っての狂気の夕食は、森田監督の「家族ゲーム」の食事と張り合うレベルの豪快さでした。
観た人は絶対にフライドチキンが強烈に脳裏に焼きつくことでしょう。

さあチキン買ってこよう!
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