ハル

アンハサウェイ/裸の天使のハルのレビュー・感想・評価

アンハサウェイ/裸の天使(2005年製作の映画)
3.2
チープで愚かな雰囲気満載の作品。

不良・ドラッグ・セックスと典型的なキーワードで埋め尽くされていて、頭を空っぽにして、流し見するには丁度良い塩梅だった。

内容は薄くとも、若かりし頃のアン・ハサウェイは美しく(ケバいけど)男性陣もみなルックスが良い為、そこは救い。

調子に乗った女が痛い目を見て、仲間が抗争を起こすという、本当にありきたりなストーリー。
しかし、日本と同じようにアメリカでもこの位の年代の子供は不良に憧れるんだな〜と、異文化における共通項は興味深かった。

また、黒人と白人の境界線も色濃く表現されている。
海外の作品ではフォーカスされる事が多い問題。
根深く決して解決できない様に思える人種問題をシリアスに見せられてしまうと、何とも言えない複雑な気持ちになってしまうね。
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