「仕事、金、野心、人はこれらに埋もれてしまう。本当に欲しいものだろうか？」
そう、競争社会の中で生きていると、たまにそんな疑問がフッと湧いてくる。
全然知らずに観てたけど、これは実話？
いい話でいい映画。こんな恩師に巡り会えるだけでも恵まれてるよミッチさん。
モリー教授役のジャック・レモンがとにかくいい顔をしてます。彼以上の適役はいないんじゃないか？ってくらいのハマり役。事実上の遺作になってしまった事が悔やまれる。
教え子のミッチはいつも時間がないと言い訳ばかりで仕事優先の日々。まるで自分のよう。いや、現代人のほとんどに当てはまるのかもね。
慌ただしい毎日の中で、時には立ち止まって考える事の大切さを諭してくれるような作品でした。これはまたいつか再見したい映画かな。
