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死ぬにはまだ早いの一のレビュー・感想・評価

死ぬにはまだ早い(1969年製作の映画)
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間男を殺してやろうと拳銃を持ってドライブインのバーに突撃して立てこもる黒沢年男の俗な小物感が危なっかしい。事件が起こってからは密室劇なのだけど、チンケな男の生み出すうんざりな緊張感が続いて全然飽きない。一番最初に撃たれた警官がしばらくずっと断末魔のうめき声を上げていたのが素晴らしかった。
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