滝和也

PARKER パーカーの滝和也のレビュー・感想・評価

PARKER パーカー(2013年製作の映画)
3.4
ルール。裏切り。
始末をつける。
傷だらけのステイサム。

仕事を請負ったパーカー(ステイサム)は4人の仲間と強奪に成功する。だが4人は彼を裏切り、瀕死の重症を負わせる。裏切者の始末をつけるため、奴らの次の仕事場、マイアミにパーカーは向かう…。

内容はシンプルなので、ステイサムのアクションがガンガン来るのかと待っていたら…外される。意外と緻密な復讐劇でアクションは少なめ。クライムサスペンスに寄っている。原作付きの作品だけに(悪党パーカーシリーズの一遍)無茶苦茶な感じはない…。

またマイアミに着いた段階から登場のヒロインはジェニファー・ロペス。犯罪者ではないし、一般市民なので、巻き込まれると言うか、割り込んでくる感じ…。TVドラマの大物ゲストの回のイメージ。真のヒロイン、恋人は別にいて、清楚な看護師さん…。その点からも大物ゲストさん入りました!感が強く…悪くはないが可愛そう…。

今回のステイサムは強いが無双ではないので、やられまくる…。不死身は不死身なんだが…。窮地には立ってるがステイサムなのでハラハラはしない…。仕事のできる、凄腕、筋を通すキャラクターでラストは決めてくれるので、そこはご安心を。

ステイサム好きな方にはオススメできますが…いつものハイスピード展開はなく、アクションも少なめなのでソコソコ…。クライムサスペンスとしてご覧いただければ幸いかな (^^)
滝和也

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