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箱入り息子の恋のhamawwoのレビュー・感想・評価

箱入り息子の恋(2013年製作の映画)
4.0
箱入り息子の恋。ザ邦画。雨って日常の中に起こるちょっとした非日常だなぁなんて思うと、少し雨が好きになるのかな。人との間の微妙な空気感がすごい歪。発言がいちいち星野源。源さんが出てるだけで長めのMV感が拭えない。きっと違うんだろうけど、生々しさというか正直な感じがイイなと思いました。

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いやいや怖いわ。笑える。いや笑えるのか。捉え方によってはキモい。すごいわ。展開はだいぶ急だけど、まぁ恐ろしい。意味は分からない。心の動きの表現の仕方が複雑。

最初、健ちゃんが一瞬源ちゃんに聞こえた。
古めの星野源。カエルかな?カエルじゃないよ健太郎。夏帆、若っ。可愛い。最近のドラマ「グッドバイ」とのギャップよ。いや、30代になるとああなるのか。

縁側のシーンを見たとき、ちょうど16時で、珈琲が飲みたくなった。

お見合い、未知なる異世界だなぁ。
婚活って何となく就活の雰囲気と似てるんじゃないかなと思った。
いいなぁ家系図。
どうなんだろうなぁこういうの。
親のエゴなのか、当然思うべき感情なのか。
真っ当とか普通とか当たり前とか。

相手の顔は分からないけど、同時に自分の顔も分からない。それでも外見を磨く。それは外見を磨くことで中身が磨かれていくことを意味するのかな。両家の親といいハンデキャップといい、いちいちハードルが高い。怒りの矛先違くね?
この映画は盲目の人は見ることができたのだろうか、疑問に思う。

恥ずかしいことをするのが、嫌い。
他人から変に思われるのが、辛い。
無様に生きていくことが、怖い。
昔から周りからの目を気にして生きてきたからだと思う。
そういうくだらないプライドがなくなれば、もう少し生きやすいんだろうなぁとつくづく思う。

普段見えないところが見えた瞬間に、私は色気を感じる。
背中とか。

ああいう意固地な人を見ると、あぁ私の中にもあんな一面があるのかなぁと被害妄想してしまう。なぜなら私の父がああだから。自分がなりたくない象徴が、自分の父や近くにいる会社の人たちだと、環境に適用し、なりたくない人間になってしまうんじゃないかと思って、怖い。
ただ、その怖さを持ち続けていることが、そういう人間にならないための予防になるのかなと思いました。

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「あ…どうもありがとうございました。」

身上書

紙一枚で判断できるから社長が務まるんです。

まだ夏だな…
そうですね…

あ…やった…
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