りょーこ

ベルトルッチの分身のりょーこのレビュー・感想・評価

ベルトルッチの分身(1968年製作の映画)
2.5
初ベルトルッチ
初ピエール・クレマンティ

ドストエフスキー「分身」が元ネタらしいですが……

完全意味不明( ゚д゚)

前衛的過ぎます!
あとピエールさんが強烈過ぎますよ!!

音量いつもの1/4にしましたもの。。。


ストーリィは…

内気な青年と冷酷な殺人鬼の人格を持つジャコブ。

段々殺人鬼の人格が大きくなってきて…



で、合ってるw?!

もうですね、ピエール・クレマンティの存在圧力(?)が凄すぎて、ドン引きます。

出てきた瞬間から「頭ヤベェ…」って思わず呟いてしまう程の、細長トレンチ青髭キモ男なんですよ(失礼w)

近所にいたら確実に通報されてるレベルだし…

で、ヤバいと言っても色々ありまして。
しかし、よく分からないので箇条書きにしますと…

・自分の影と戦う
(これはまだ理解出来た)
・自分の血を飲む
(お、おぅ…)
・腋の下を嗅げ!!!
(やめろ!)
・洗濯ダンスでアハハハハ~
(わぁぁぁー)

大体、内気な青年ってキャラクタですが、全然内気じゃないんです!
挙動不審なヤバい人なんです!!

彼以外のキャラクタも、おかしな人ばかり。
この世の終わりみたいな112分でした。

でも、良いなと感じる所もチラホラ…

光と影の使い方
壁に描かれたソファ
長階段のシーン

等は、素敵だなと思います☆

"分身"という単語だけで、"ジキルとハイド"を想像してしまったのがいけなかったな。

そんな不思議アート系ムービーでした。
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