電気羊

ベルトルッチの分身の電気羊のレビュー・感想・評価

ベルトルッチの分身(1968年製作の映画)
3.3
分身と言うタイトルではあるが多重人格ではない。もう一人の自分の幻覚と延々と演劇や世相、自然科学を論じる。自分の影に怯える。存在しない敵に攻撃を仕掛ける。勝手に好意を持った女性に自分も好かれていると信じ込み殺害する。何の脈絡もなく友人を射殺する。やたらUSAな自作のギロチン台。現実と妄想が混同し判別できなくなっている。挙動不審、支離滅裂な言動、完全に統合失調症ですね。要はキチガイの映画。
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