たーぼーん

ベルトルッチの分身のたーぼーんのレビュー・感想・評価

ベルトルッチの分身(1968年製作の映画)
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一つは、多くの者が扱ったドストエフスキーの分身。
一つは、当時の前衛藝術における新進気鋭の若手演出家兼俳優ピエール・クレマンティ(CSで観たとき番組の最初に説明があった)の独り舞台。
そして、もう一つはゴダール的カラフルな背景とクレマンティが講師然として若者達の前に立ち、ワチャワチャ何だか楽しい感じ。
僕にはこれも革命前夜の風景を描いた作品に思えてしまう。